さつま通信

2011年4月9日土曜日

「三つ巴」の闘いと言うよりも...

 阿久根市・出水郡区、「三つ巴」の闘いと言うより、完全に漁夫の利を竹原さんが得るような感じの状況のようですね。

画像は、ρ(・・。) こちらから。
韓国語って面白い : 어부지리(漁夫の利)
http://hiroharuh.exblog.jp/9992283/

漁夫之利の意味 - 四字熟語辞典 - goo辞書
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/idiom/漁夫之利/m0u/漁夫之利/
漁夫之利 意味
両者が争っているすきに、第三者が骨を折らずにその利益を横取りするたとえ。▽「漁夫」は漁師。「夫」は「父」とも書く。

漁夫之利 故事
中国戦国時代、趙ちょう国が燕えん国を攻めようとしたとき、燕の昭王しょうおうは戦になっては困ると燕に重用されていた遊説家蘇代そだいに、攻撃を思いとどまるよう趙の恵文王けいぶんおうを説得させようとした。蘇代は恵文王に「鷸しぎと蚌どぶがいが譲らず争っているところへ漁夫がやってきて、やすやすと両方とも捕らえてしまった」という寓話ぐうわを話して、今趙と燕が争えば強国の秦しんが漁夫となって、いとも簡単に両国とも取られてしまうと説得した故事から。
 特に竹原さんを応援してる記事では無いのですが、朝日新聞の記者が中村氏と古賀氏の争いを見てあきれてしまったのか、 竹原さんが漁夫の利を得るような構図の記事になってます。

asahi.com:選挙区ルポ6/阿久根市・出水郡区-マイタウン鹿児島
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000001104070001
 5日夜、阿久根市最北の八郷集落の公民館。車座になった住民40人の中心に自民現職で6選を目指すスーツ姿の中村真氏(69)がいた。選挙期間中に演説会を開いたのはこの夜だけだ。
 チラシを郵便で送りつけるような中村氏ですが、どうも市民と語り合おうと言う姿勢は無いようですな。

 「西平良将新市長は政治の素人。今回はそのパートナーを選ぶ県議選です。知事の是正勧告も聞かなかった人が、県とのパイプ役になれるでしょうか?」
矛先はまず前市長で無所属新顔の竹原信一氏(52)に向かったが、返す刀で同じ無所属新顔で前阿久根市議の古賀操氏(50)も斬る。「市長も新人、県議も新人ではやっていけない」
 まぁ、竹原さんを叩くのは職労側既得権益グループの票狙いですから当たり前のことなんで、この次に古賀氏の言葉を紹介しておきましょう。

 古賀氏は毎朝、青いウインドブレーカーを着て長島町と阿久根市の国道沿いで1時間半ずつ手を振って知名度アップを図る。竹原氏の政治手法を否定しながら、中村氏については「県とのパイプを誇示すること自体、旧態依然とした政治家のありようだ」と批判している。
 なんか赤いジャンパーを着ていた連中の姿とかぶって見えるのですが...、古賀氏も中村氏と仲間割れすることで、少しづつ県政の問題が見えてきたような感じです。

 でも、中村氏の姿が自分の姿とダブっては見えないのでしょうかね?


 竹原さんは、あいかわらずマイペースです。

 この日の夕方、竹原氏は市内のショッピングセンター前で、ブルゾン姿でマイクを握った。「国、県とのパイプがなければ、社会が悪くなるようなことを言う人間は政治家として失格です」。中村氏に照準を絞った5分間の演説だった。

竹原氏に対し中村、古賀両氏は、市長時代に議会不要論を唱えていながら県議選に立候補するのは「矛盾だ」と指摘している。

この点について、竹原氏は「議会は議員によってしか変えられないでしょ」と反論する。具体的な公約を尋ねると、「私が県議会にいるだけでみんな気合が入るでしょ」と話した。
 政治姿勢が一貫してますから、支持者も不変でしょうね。

 中村氏は旧態依然の政治家ですが、それを批判している古賀氏もその体制の支持を得ようとしてるからブレブレの言動になります。


 なんか投票箱を開けなくても結果が見えそうな選挙になりそうなんですが、阿久根市の場合は期日前投票箱の鍵が開いていたりなど選管が信用できないと言う問題がありますんで、最後までわかりません。

 ただ、阿久根市と長島町の票の比較をしてみれば、阿久根市の選管がおかしなことをやったかどうかは推測できるでしょうね。

 ただ、自治労鹿児島県本部が長島町まで手を回したかも知れませんので、長島町の選管もひょっとしてと言う問題がありますが、阿久根市の選管のことも知ってるわけですから二の轍を踏むことは無いのではないかと私も思います。

 阿久根市の選管も自分たちの首を絞めるようなことをするより、問題を先送りしたほうが得策ですから、後は県本部のほうにお任せしますって感じであれば良いのですがね。

 まぁ、結果は明日にはわかります。

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