さつま通信

2011年2月10日木曜日

議員報酬 元の月額制に 阿久根市、臨時議会提案へ

  西平よしまさ新市長が議員給与をもとに戻すことを小さく報じています。まぁ報道するだけ誠意があるってことで認識いたしましょう。

阿久根市が16日に臨時議会を招集へ : 鹿児島 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20110209-OYT8T00983.htm
 阿久根市の西平良将市長は9日、16日の臨時議会招集を告示した。県が派遣方針を示している副市長の選任案、竹原信一前市長が議会を開かずに専決処分した議員報酬の日当制導入などを月額制に戻す議案など10議案を提案する。
議員報酬は現在、日額1万円だが、専決処分する前の月額26万3000円に戻す。西平市長は「不適切な専決処分は撤回する。議員報酬の月額制が妥当かどうかは議員で話し合ってもらいたい」と話した。
  職労側議員のほうから提案できないものだから、専決が不当と言う勝手な解釈で西平氏に出させるようにしたみたいですね。



 西日本新聞はなぜか、ことこまかく報道しています。自分たちのやってきたことを反省したのでしょうかね?
 それなら良いですが・・・( ̄  ̄;) うーん。

議員報酬 元の月額制に 阿久根市、臨時議会提案へ / 西日本新聞
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/225838
 鹿児島県阿久根市の西平良将市長は9日、臨時議会の16日招集を告示した。竹原信一前市長が議会に諮らず専決処分した議員報酬の日当制(1日1万円)を元の月額制(月26万3千円)に戻す条例制定案を提出する。
1月の出直し市長選で竹原前市長を破った西平市長は就任の記者会見で「議員報酬は現状維持。議会から提案があれば議論したい」と話した。一方で「違法な専 決処分は元に戻す」とも語り、議員報酬については今月7日、市の特別職報酬等審議会から月額制に戻すとの答申を受けたという。
ただ市民には議員の「高給」への批判が少なくなく、今回の提案は20日に行われる市議会解散の是非を問う住民投票にも影響を与えそうだ。


西平市長は教育委員や監査委員の報酬を月額制に戻す条例改正案、副市長や教育委員の人事案、市長らの給与削減案も提出する方針。
 最後の「市長らの給与削減案」が気になりますが、竹原前市長がすでにかなり引き下げてますから、削減ではなくて削減案の見直しかも知れませんね。

 議員給与を元の月額制に戻すのは、おそらく議会リコールの成立後の選挙のことを考えてのことでしょう。日当1万円で職労側から出る候補者もいないでしょうからね。

 それと、さすがに今回の議会リコールまで選管の不正の問題が疑われるようじゃまずいと判断したのかも知れません。

 いずれにしても、職労側多数派議員が選出した選管でありますから、期日前投票はできるだけ避けるようにしたほうが無難かも知れませんね。


 ついでに、昨日はこんな記事もありました。

阿久根の混乱を反面教師に、地方議員視察相次ぐ : 最新ニュース特集 : 九州発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20110209-OYS1T00584.htm?from=nwlb

 自分たちが再選される見込みが無い事を自覚して、市長の専決に不信任案を出せずに、えせ市民グループに市長のリコール運動をやってもらうような職労側議員に話を聞いても反面教師としてしか得るものは無いと思うのですがね。

 それとも選管の不正のご指南でもされたのでしょうかね?

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