さつま通信

2011年2月8日火曜日

大相撲の八百長問題に隠れる名古屋市長選

 大相撲の八百長問題に隠れてしまった名古屋市長選挙ですが、どうも民主党に不都合なことがありますと、他のニュースで隠してしまうことが多いのが日本のマスコミの特徴ですね。


 どちらがより重要な問題かがわからないはずが無いのに、あえてそうするのはやはり利権が関わっているのでしょうね。

 とりあえず、名古屋の皆様。おめでとうございます。

中日新聞:河村氏「変えないかん」 大村氏も減税へ始動:名古屋市長選・住民投票(CHUNICHI Web)
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/vsshigikai/list/201102/CK2011020702000188.html
愛知県知事選、名古屋市長選、市議会解散の是非を問う住民投票の「トリプル投票」から一夜明けた7日午前、知事選で初当選した元自民党衆院議員大 村秀章氏(50)と、市長への再選を圧勝で決めた前市長河村たかし氏(62)がそれぞれ始動した。河村氏は当選証書を受け取り、そのまま執務をスタートさ せた。
7日未明までテレビ出演をはしごした河村氏は午前8時半すぎ、名東区の地下鉄一社駅前で街頭演説。市議会解散請求(リコール)の成立に「輝かしい 民主主義の世の中に変わる第一歩となった」と支援に感謝した。その上で「以前の市政は市長と議会が裏で手を握っていた。変えないかん。次の市議選では絶対 現職に入れたらいかんよ」と通勤客に呼び掛けた。
 さて、議会リコールのほうはどうなったかと言いますと、

中日新聞:市議“解雇” 「批判これほどとは」 名古屋市議会リコール成立:社会(CHUNICHI Web)
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011020790083758.html
議会不信の大波が、名古屋市議会をのみ込んだ。市長だった河村たかしさんが市議会の解散請求(リコール)を主導する異例の経過をたどった政令市初 の住民投票。6日の投開票では、7割を超える69万人余の有権者が市議会の解散を選んだ。市民に“解雇”された74人の市議からは「努力が足りなかった」 という反省と、「議会批判がこれほどまでとは」という驚きの声が入り交じった。
午後8時半すぎ、「解散確実」の報を市内で受けた横井利明 議長は「できるだけの訴えはしてきたが、まだ足りなかった。河村さんの訴えが市民の心に響いたんだと思う」と早々と“敗北宣言”。ただ「河村さんの思い通 りになる議会を作り出したら、独裁になる」とくぎを刺すのも忘れなかった。
 どうも、既得権益でうまい飯食ってる方々は「独裁」と言う言葉がお好きなようですな。(-_-;)

 阿久根と名古屋も似たような状況であったわけですが、市長選については竹原前市長が破れ、職労側が主たる支持者の西平よしまさ氏が当選すると言う残念な結果となりました。

 分析力の低い方がたは、名古屋のほうが民度が高いように勘違いされるでしょうが、名古屋と阿久根では経済の事情が違います。

 税金にぶらさがってメシ食ってる人の割合が名古屋のほうが少ないわけですから、阿久根より名古屋のほうが選挙を戦いやすかったように思えます。

 たかだか人口2万4千人の阿久根市をあれだけ多くのマスコミが偏向報道しても、僅差でしかなかったわけですから、私は名古屋の人達より、阿久根の竹原前市長を支持した人達がより、民主主義と言うものについて深く考えていると思いますね。

 願わくば、2月20日の議会リコールの住民投票が職労側の妨害があっても成功に終わり、現在の職労側の独裁政治から脱却できますように、全国の方がたの目で阿久根市を見守っていただきたいと思います。

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